【リモートワーク】Web会議ツールを比較してみた!【20/3/31更新】

2020/03/31 更新:「FreeConferenceCall.com」「VooV Meeting」「Jitsi Meet」を追加

昨今話題になることの多いリモートワーク/テレワークですが、効率的に実施するにはチームやプロジェクトの状況に適したツールの選定が重要です。この記事では、数多く存在するWeb会議ツールの中でも、おすすめできるサービスをまとめてみました。

関連記事:【リモートワーク向け】Web会議を行う上で重要なポイントを解説します!

Zoom

この記事を見ている方だったら知らない人がいないのでは?というほど一気に有名になったZoom。
その人気の秘密は、アカウントが不要で会議の度に発行されるURLをクリックするだけで参加できるお手軽さと、接続時にとても安定しているという点に集約されると思います。その安定感はデータ通信量の低さによるもので、モバイル端末でも問題なく接続が可能です。
また、iPadやiPhoneの画面のシェア機能や、録画機能など機能面でも充実しており、非常に使い勝手が良いサービスといえます。

連携可能サービス

  • ミーティングのスケジュール作成や開始にOutlook、Gmail、iCalを使用可能
  • Microsoft O365アドイン、Outlook PC/Macプラグイン、Gmailアドオン、Firefoxアドオン、Chrome拡張機能、Safari拡張機能
  • Slack、Skypeなど

費用

プラン名 金額 参加人数など
基本 無料 ミーティングに100人まで参加可能(3名以上参加の場合は40分の時間制限あり)
プロ ¥2,000/月/アカウント ミーティングに100人まで参加可能
ビジネス ¥2,700/月/アカウント ミーティングに300人まで参加可能
企業 ¥2,700/月/アカウント(50名から契約可能) ミーティングに100人まで参加可能

公式URL

https://zoom.us/

Cisco WebEx Meetings

Cisco WebExは世界中の各国で活用されているサービスで、その中のWeb会議用ツールであるCisco WebEx Meetingsは全世界で1億1,300万人ものユーザーに活用されています。
機能的にはZoomに近く、一般的なWeb会議に必要な機能は一通り揃っています。
直観的に利用できるUIや、通話品質の品質は他サービスと比べても遜色のないもので、海外との接続でも安定した通話が可能なため、グローバル企業などで活用されている事例が多いです。

連携可能サービス

  • Outlook、Office 365、Googleなどのアカウントとの連携が可能
  • Salesforce、Microsoft Teams、Slackといったツールや、eラーニングプラットフォームなどとの連携

費用

プラン名 金額 参加人数など
無料 無料 ミーティングに100人まで参加可能
Starter ¥1,490/月/アカウント ミーティングに50人まで参加可能
Plus ¥1,980/月/アカウント ミーティングに100人まで参加可能
Business ¥2,980/月/アカウント ミーティングに200人まで参加可能

公式URL

https://www.webex.com/ja/video-conferencing.html

Whereby(旧Appear.in)

Wherebyも、Webブラウザ上で会議を行うためのツールで、主催者からURLを共有することで会議に参加することが可能です。機能面ではZoomやCisco WebEx Meetingsと比べるとシンプルですが、その分迷わず利用できるのではないでしょうか。
ただ、UIが日本語に対応していないため、その点では少々ハードルは高いかもしれません。

連携可能サービス

  • YouTube、Trello、Googleドキュメントのビューの共有

費用

プラン名 金額 参加人数など
Free 無料 ミーティングに4人まで参加可能
Pro $9,99/月/1ユーザー ミーティングに12人まで参加可能
Business $59,99/月/複数ユーザー ミーティングに12人まで参加可能

公式URL

https://whereby.com/user

BIZMEE

BIZMEEはインストールも会員登録も不要なWeb会議ツールです。
完全に無料で利用することができ、他ツール同様にURLの共有で会議を行えるため、非常に導入のハードルが低いといえるでしょう。機能面では議事録、画面共有、ホワイトボードの共有など会議のために必要なものが一通り揃っているという印象です。

費用

プラン名 金額 参加人数など
無料 無料 ミーティングには3,4人までの参加を想定

公式URL

https://bizmee.net/

Google Hangouts

Google Hangoutsはgoogleが無料で提供するチャットツールで、ビデオ通話機能が存在しています。
主催者のみgoogleアカウントが必要で、参加者は他ツールと同様にURLをクリックすることで最大10人までアクセスすることが可能です。ですが、接続面には不安があり、回線が不安定だとぶつぶつ切れてしまうということもあるようです。
また、有料のHangouts Meetsというサービスも存在しており、こちらではより安定した接続で多くのユーザーの参加が可能です。

連携可能サービス

  • GmailやGoogleカレンダーなどのアプリケーション群との連携が可能

費用

プラン名 金額 参加人数など
Google Hangouts 無料 ミーティングに10人まで参加可能
Hangouts Meet Basic ¥680/月/1ユーザー ミーティングに100人まで参加可能
Hangouts Meet Business ¥1,360/月/1ユーザー ミーティングに150人まで参加可能
Hangouts Meet Enterprise ¥3,000/月/1ユーザー ミーティングに250人まで参加可能

公式URL

https://hangouts.google.com/
https://gsuite.google.com/intl/ja/products/meet/

Microsoft Skype

Web会議ツールとしては定番であるSkype。
ですが、Web会議を行うには参加するユーザーがSkypeIDを持っている必要があり、アプリのダウンロードとIDの確認のやり取りが必要という点で他のサービスに比べた場合に手軽さは落ちるといえます。
会議用ツールではなく、通話用のツールと割り切ったほうが良いかもしれません。

費用

プラン名 金額 参加人数など
通常プラン 無料 ミーティングに25人まで参加可能
Skype for Business ¥600/月/1ユーザー ミーティングに250人まで参加可能、2021年7月末に終了予定

公式URL

https://www.skype.com/ja/

Slack

Slackは世界150ヵ国以上の企業で導入されているビジネスチャットツールで、Web会議ツールではありませんが音声・ビデオ通話機能が存在しています。
画面共有機能や、(チャットツールなので当然ですが)ファイルやテキストの共有を行うことが可能で、ビデオ通話には15名まで参加が可能です。利用にはアカウント登録が必要で、有料プランはやや高額なため取引先との会議には使いづらいかもしれませんが、既にチャット用として導入しているケースでは活用することができるのではないでしょうか。

連携可能サービス

  • googleカレンダー、googleドライブなど
  • Box、Dropboxなど
  • 各種Microsoft製品 他多数

費用

プラン名 金額 参加人数など
フリー 無料 1対1のミーティングのみ実施可能
スタンダード ¥850/月/1ユーザー ミーティングに15人まで参加可能
プラス 1,600/月/1ユーザー ミーティングに15人まで参加、組織向け

公式URL

https://slack.com/intl/ja-jp/

Chatwork

純国産のビジネスチャットツールであるChatworkも、Slackと同様に音声・ビデオ通話が可能です。
Slackの場合と同様に、既にチャット用として導入されているケースで使いやすいと思います。
Web会議面での性能は、Zoomなどの専用ツールと比べた際には落ちますがやはり既存のツール上でそのままビデオ通話ができるという点はポイントです。

連携可能サービス

  • Gmail、 Googleカレンダー
  • Backlog、Box 他多数

費用

プラン名 金額 参加人数など
フリー 無料 1対1のミーティングのみ実施可能
パーソナル ¥400/月/1ユーザー ミーティングに14人まで参加可能
ビジネス ¥600/月/1ユーザー ミーティングに14人まで参加可能、組織向け
エンタープライズ ¥960/月/1ユーザー ミーティングに14人まで参加可能、管理機能などの強化あり

公式URL

https://go.chatwork.com/ja/

Discord

Discordとはゲーマー向けの無料ボイスチャットアプリです。
音声通話用の「ボイスチャンネル」というものを作成することで、複数人が音声通話に参加することが可能になります。通話のたびに呼び出しが必要なわけではなく、通話したい人が通話したいときにボイスチャンネルに入るという仕組みになっています。
必要なメンバーが常にチャンネルにログインしていればリアルタイムに会話を行うことが可能で、動作も軽いためにリモートワーク向きのツールだといえます。

費用

プラン名 金額 参加人数など
Discord 無料 ボイスチャンネルに99人まで参加可能
Discord Nitro $9.99/月/1ユーザー ボイスチャンネルに99人まで参加可能、ファイル共有のサイズの上限が8MBから50MBに

※有料プランはゲーマー向けの機能の追加が中心なため、チャット機能面での変更は少なめ

公式URL

ttps://discordapp.com/

FreeConferenceCall.com

FreeConferenceCall.comは、世界で最大規模を誇る会議/電話ツールブランドです。
無料で利用可能で、電話/ビデオ会議、画面共有、録画などの機能に加えて最大1000人が6時間まで通話可能である、などかなり高機能なツールです。
有料のアップグレードは、保留音やカスタム挨拶文など一部の機能を使用する際にのみ必要となります。
また、月ごとに$4から寄付という形で支払いを行うことも可能ですが、支払いを行わなくても活用する際に影響はありません。

機能については、Zoomのように主催者のみアプリのダウンロードが必要で、参加者はURLから参加することができます。
また、番号をダイヤルすることで電話から音声通話で参加することも可能です。(通話料金がかかります)

利用してみた感じでは、音声・画質ともZoomより高品質に感じましたが、少々動作が重かったです。
ですが、無料ツールにもかかわらず多くの参加者が6時間まで参加可能という点は非常に優れているのではないでしょうか。

連携可能サービス

  • Slack 、Evernote 、 Dropboxなどとの統合が可能
  • Outlook® と Google Calendar™ で電話会議のスケジュール、開始、追跡が可能

費用

プラン名 金額 参加人数など
通常 無料(任意で $4/月 からの寄付が可能) ミーティングに1,000人まで参加可能
アップグレード 機能別での課金が可能 一部機能は米国のみ対応、保留音のカスタマイズなど、必須ではない機能が中心

公式URL

https://www.freeconferencecall.com/ja/jp

VooV Meeting

VooV Meetingは、中国の大手テクノロジー企業テンセントが提供するコラボレーションツールです。
日本では2020年3月から提供が開始され、covid-19の事態が収束するまで無償提供を行うことを発表しています。
利用にあたっては主催者・参加者ともにアプリのダウンロードが必要となります。
機能面では他ツール同様、録画や画面共有などの最低限必要な機能は揃っており、シンプルなレイアウトで、直感的に扱いやすいものでした。

ただ、実際に利用してみた際にMTG参加時の画面が全て中国語で表示されてしまい、まだ日本版に最適化はされていない印象を受けました。

連携可能サービス

  • WeChatとの統合が可能

費用

プラン名 金額 参加人数など
無料版 無料 ミーティングに25人まで参加可能、最大45分まで
プロ版 covid-19の事態が収束するまでは無料 ミーティングに100人まで参加可能
エンタープライズ版 要問い合わせ ミーティングへ300人以上の参加可能、電話サポートあり

公式URL

https://voovmeeting.com/index.html

Jitsi meet

Jitsi meetは、JavaScript WebRTCで動作する無料のWebアプリケーションです。
会員登録やアプリのダウンロードが不要で、リンクの生成、共有を行うことでブラウザ上で会議を行うことが可能です。
他ツールと同様の録音や画面共有などの機能は当然のこと、youtubeとの連携や細かな設定の可否など、非常に使い勝手が良いツールです。
多言語対応しており、言語設定を日本語に変更することも可能です。

連携可能サービス

  • Googleカレンダー、Apple標準のカレンダーアプリとの連携が可能
  • youtube画面の共有、ライブストリーミング配信機能など

費用

プラン名 金額 参加人数など
無料 無料 ミーティングへ参加する人数の上限なし

公式URL

https://meet.jit.si/

Web会議ツールを比較してみたまとめ

2020年3月4日グーグルは「 Hangouts Meet 」を無料で提供することをブログで発表しました。
また、Zoomは3月1日に日本国内の教育機関へ向けてサービスの無償提供を行うことを発表しています。
これらの流れをきっかけに世間でリモートワーク/テレワークというものが、世間へもっと浸透していくことも考えられます。
この機会にリモートワークのためにツール選定から始めてみるのはいかがでしょうか。

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