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初心者がやるべきSEO対策7選

2023.12.12

Webディレクターのもっちです。

WebページやECサイトを立ち上げたら、Google検索などでヒットするように、可能な限り上の方に表示させるようにしたいと思うのが常ですよね!
そんな時に必要となるのがSEO対策ですが、具体的に何をすればいいのかわからない!という方にSEO対策を8つ選別しましたので、その情報をお届けします。

SEOとは

SEOとは、“Search Engine Optimization”の略で「検索エンジン最適化」を意味し、検索結果上で自社サイトの上位表示を目指すマーケティング施策です。
上位表示されると、ユーザーが検索結果から自社サイトを見つける確立が高まります。

結果として、自社サイトで掲げているコンバージョン(お問い合わせ数・無料登録数など)の達成につながります。

前提として、日本でSEO対策をする場合、その対象は国内の検索エンジンシェアNo.1である Googleを指しており、会社設立時から以下の理念にもとづいた運営をしています。

SEO対策において押さえるべきGoogleの考え方

Googleが掲げる10の事実

Googleは会社設立当初に「Googleが掲げる10の事実」を理念として掲げ、ユーザーに役立つ情報を提供しようという考えをもとに、検索エンジンを開発・改善してきました。

・ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
・1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
・遅いより速いほうがいい。
・ウェブ上の民主主義は機能する。
・情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
・悪事は働かなくてもお金は稼げる。
・世の中にはまだまだ情報があふれている。
・情報のニーズはすべての国境を超える。
・スーツがなくても真剣に仕事はできる。
・「すばらしい」では足りない。
引用:Googleが掲げる10の事実|Google

上記のなかでも、項目1~4は特にSEO対策に関連しますので、上記を押さえて、ユーザーに役立つコンテンツを作成しSEO対策の効果を高めていきましょう。

E-E-A-T

検索結果の品質向上を目的として、Googleは検索品質評価ガイドラインを定めています。
そのなかでも、Googleが特に重視しているのが『E-E-A-T』です。

・Experience(経験):作成者がその分野に豊富な経験を持っていること
・Expertise(専門性):作成者がその分野の専門家であること
・Authoritativeness(権威性):作成者が信頼できる情報源であること
・Trustworthiness(信頼性):コンテンツ内容が正確で信頼できること

コンテンツを作成するときは常にユーザーの視点に立ち、価値ある情報提供を心がけましょう!

SEOの基本対策

1.キーワード選定

キーワード選定は、SEOの基本対策の一つです。
キーワードの洗い出しはツールで行い、以下が主なツールとなります。

Keywordmap
キーワードプランナー
キーワードファインダー
ラッコツール
Siencaインサイト
Ubersuggest

その他、GoogleトレンドやAIツールとしてChatGPT等も効果的です。

Googleトレンド
ChatGPT

想定流入数を考察し、対策するキーワードを1つ選びましょう!

2.高品質なコンテンツ作成

SEO対策において「高品質なコンテンツ」とは、Googleが最優先している「ユーザー第一のコンテンツ」です。
高品質なコンテンツを作成するための取り組み例は以下です。

・顕在ニーズ・潜在ニーズを満たしたコンテンツ
 →例:ユーザーが「今知りたい情報」「実は知りたい情報」双方を満たした内
    容を作成
・E-E-A-T(経験/専門性/権威性/信頼性)を意識したコンテンツ
 →例:自社ノウハウや経験談など、ユーザーにとって有益な独自情報を含める

Needs Met(ニーズメット)

検索評価者が、検索結果品質を評価する際に使用する指標がNeeds Metです。
Web担当者が評価内容を知ることで「検索ニーズを高いレベルで満たすコンテンツがどのようなものか」を理解し、対策に役立てることができます。

◆Fully Meets(FullyM)
特別な評価指標。特定の結果にのみ適用。ほぼすべてのユーザーが満足し、ほかの検索結果を見る必要がない検索結果。

◆Highly Meets(HM)
ほとんどのユーザーが満足し非常に役立つ。一部のユーザーは追加で検索して調べたい場合がある検索結果。

◆Moderately Meets(MM)
多くのユーザーに役立ちますが、一部または多くのユーザーが追加で検索して調べたい検索結果。

◆Slightly Meets(SM)
少しのユーザーに役立ちますが、多くのユーザーは追加で検索して調べたいと感じる検索結果。

◆Fails to Meet(FailsM)
ユーザーの検索ニーズに合っていない。ほぼすべてのユーザーが不満で、再検索を行うと感じる検索結果。

3.title・meta descriptionの設定

タイトルは、検索結果で最も目立つ部分です。また、Webページのクリック率にも関わる重要な部分でもあります。

SEOに効果的なtitleをつけるポイント
・ユーザーの興味関心を引く、または自分ごと化できる訴求ポイントがある
・文字数は35文字前後、ページ内容を要約する
・キーワードはタイトルの左側に入れている

効果的なmeta descriptionをつけるポイント
・文字数は「パソコン:120文字程度」「スマホ:70文字程度」
・Webページ内容をうまく要約できている
・キーワードを適切に含めている

なお、meta keywordsについては2009年以前までは、SEOにおいて非常に重要な役割でしたが、近年その効果はなくなりました。
こちらはGoogleの公式ブログでも公言されているため、Keywordsの設定は不要となります。

4.内部リンクの設置・構造最適化

前提として、「コンテンツ同士の関連性が高いこと」「ユーザーにとってその内容を知る重要度が高いこと」を基準に内部リンクを選びます。

例えば、キーワード「SEO」というコンテンツに内部リンクを設置する場合、「内部対策」や「外部対策」といった、キーワード「SEO」との関連度・重要度の高い内容に対して、内部リンクを設定します。

内部リンクの構造最適化メリット
・ユーザーがWebサイト内のほかのページを見るため回遊率が向上する
・クローラーがWebサイト内のクローリングをしやすくなる
・リンク先のSEO評価が高まる

内部リンクを適切に設置して、ユーザビリティやクローラビリティを向上させ、コンテンツ同士のSEO評価を高めていきましょう。

5.スマホでのユーザビリティ

Googleの調査によると、2016年時点で検索のうち67%をスマホが占めていることが判明。
そこで、2019年に「モバイルファーストインデックス(MFI)」を順次導入しました。

スマホのユーザビリティ改善例
レスポンシブデザインにする
ページサイズを軽量化する
表示速度を改善する etc.

※モバイルフレンドリーテストは2023年12月1日にサポートが終了します。
 今後はChrome Lighthouseでスマホのユーザビリティをテストしましょう。

6.ページスピードの改善

3秒4秒たってもページが開かず「ブラウザバックして別のページをクリックした」という経験は、誰もが一度はあるのではないでしょうか。
良好なユーザー体験を提供するために、サイトは Largest Contentful Paint が 2.5 秒以下になるように努力する必要があります。
自社サイトのページスピードはPageSpeed Insightsで確認しましょう!

表示速度の改善例
・コンテンツ内で使用する画像を軽くする
・ブラウザキャッシュを活用する
・HTML / CSS / JavaScriptのソースコードを軽量化

7.コンテンツのリライト

定期的にリライトすることで検索順位の向上や安定した流入数が期待できます。

リライトするコンテンツの選定ポイント
・検索順位が10位前後のコンテンツ
・表示回数とCTRが高いコンテンツ
・情報が古いコンテンツ

情報の鮮度を保つことで、上位表示をキープしており、安定した流入数をつながっています。

2024年以降のSEO対策について

2022年11月、OpenAI社の生成AI「ChatGPT」がリリースされて以来、AIはいままでにない速度で世の中を変えつつあります。
それはSEO業界も例外ではありません。

2023年8月30日、検索結果に生成AIを導入した「SGE(Search Generative Experience)」が日本で試験的に実装されました。
検索結果の最上位にAIが生成した回答を表示するようになったことで、検索効率や情報収集スピードが大幅に向上する可能性があります。

AIがベースのSGEに向けた対策には、以下のような施策が必要です。

ポイント
・Webサイト情報を構造化し、コンテンツの質を向上させるのは基本対策
・調査結果など一次情報を含めた、SGEの回答に使用される想定でコンテンツを作成
・いままで以上に「E-E-A-T」「ユーザーの検索意図」に沿ったコンテンツが重要

つまり、これまでに解説してきたSEOの基本対策に加えて、E-E-A-Tを意識した独自性や深みのあるコンテンツを作成することで、AIから引用されることを想定する必要があるのです。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?
Webサイトを運営するなら、SEO対策は必要です。
従来の基礎的なSEO対策に加えて、E-E-A-Tをより意識した対策や、SGEへの対策など、時代の変化に合わせてSEO対策自体を最適化しなければなりません。
SEO対策に取り組み、自社ビジネスに貢献する「資産となるWebサイト」を作っていきましょう!

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