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Webサイト上の動画容量についてまとめ

2021.10.26

今回はwebサイトに動画を載せる際に、容量はどのくらいが目安になるのかといった部分を調べてみました。

動画サイズは最大で10MB以内

直接埋め込む際の動画の最大サイズはおおよそ10MBくらいです。画質を確認しながら可能であれば、できる限り容量を小さくできるといいです。

容量が一定以上あるWebページは、Google検索で表示されない

10MB以内にという理由の一つに、10MB以上のWebページはGoogleでクロールされないことがわかりました。
もちろん動画のみで10MB使用してしまうと他のコンテンツもある場合10MBを超えてしまうので、動画コンテンツを掲載する際はデータ容量を可能な限り小さくする必要があります。

動画容量を小さくする

弊社ではAdobeのMedia Encoderを使用してエンコードしています。
元動画は24秒で26MBある動画でどのくらいの圧縮が可能なのか試してみました。

大きく変わるのは「ビットレート」の設定

エンコードの形式は「H.264」
動画サイズはこのBlogに合わせてサイズを小さくしました。

ビットレートとは?

ビットレート(bitrate)とは1秒間あたりのデータ量のことです。 動画の画質は「解像度」「フレームレート」「ビットレート」「コーデック」といった要素で決まります。 ビットレートは動画の画質に関わる大切な要素になります。

ビットレートにはCBR、VBRという2項目があります。

■CBR(固定ビットレート)でのエンコードに向いている映像
CBRはビットレートが一定なため、安定して視聴することができます。ライブ中継の動画など。

【メリット】
・ビットレートが一定のため、ファイルサイズが算出しやすい
【デメリット】
・設定以上のビットレートが必要なシーンで、ビットレート不足になる可能性がある
・低ビットレートで構わないシーンでも、必要以上にビットレートを使ってしまう場合がある

■ VBR(可変ビットレート)に向いている映像
VBR(可変ビットレート)はセミナーなど動きが少ない映像の低ビットレート化に向いています。CM映像やプロモーション映像、動きの激しい映像など

【メリット】
・動きの激しいシーンと少ないシーンで、それぞれ効率よくビットレート配分できる
・限られたファイル容量で、最大限高精細化を図ることができる
 【デメリット】
・高ビットレートのシーンでアクセス集中した場合、予想外にネットワークを圧迫する可能性がある

どちらもメリット・デメリットはありますが、弊社ではVBRを使用してエンコードしています。

VBRを使用した場合は、2パスエンコードと1パスエンコードの選択をする

VBRでのエンコーディング時には、映像を解析したうえで最適なデータ圧縮を行う「2パスエンコード」と、映像解析をせずにエンコードを始める「1パスエンコード」のどちらかを選択します。

■2パスエンコード
【メリット】
・高精細な動画ファイルを効率的に圧縮できる
【デメリット】
・エンコードにかかる時間が長い(1パスエンコードの約2倍)
・エンコード容量が、都度前後する
【向いている動画】
・プロモーション映像
・動きの激しい映像

■1パスエンコード
【メリット】
・2パスエンコードに比べて、エンコードにかかる時間が短い
【デメリット】
・必要以上に高いビットレートを設定してしまう可能性がある
・ビットレート不足の場合に、部分的なノイズ発生が生じることがある
【向いている動画】
・即公開しなければいけないコンテンツ
・動きの少ない映像

弊社では2パスエンコードを使用しています。

実際に圧縮

今回は何度か変更してこの設定にしました。
VBR2パスエンコードのターゲットビットレートは0.8Mbps最大ビットレートは3Mbps
結果24MBの動画が2.3MBまで圧縮できましたが、画質はやはり少し悪くなってしまいました。

まとめ

動画の秒数や内容によって容量も変わってくるので、
目安としては500KBから1MBが理想的で、最大でも3MBを超えない動画を用意できれば問題なさそうですね。

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