SEO対策について Vol.01

Webディレクターのもっちです。

さまざまな業種や分野で、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが推奨されているなかで、自社のコンテンツや自社を知ってもらうためなど、自然検索による検索での順位を上げることは重要であり、そのためのSEO対策は欠かせないものになっています。

今回はSEOについて聞いたことがあるけど、いまいちまだわかっていないという方向けに改めてSEO対策についてまとめていきたいと思います。

少し長くなりますので、何回かに分けて記事を作成していきます。

SEO対策とは

SEO対策(Search Engine Optimization) とは、検索結果で自社サイトを多く露出をするために行う対策のことです。
ほかにも検索結果に表示されるものとして、リスティング広告があります。

なお、リスティング広告はお金を掛ければ上位表示ができるものと比べ、SEO対策はお金をかけたからといって上位表示が約束されてはいません。
また表示場所も異なります。

検索順位が決まる仕組みについて

検索順位は、検索エンジンがWebサイトやページに与える評価によって決まります。
ページのコンテンツやリンク構造など複数の要素が検索エンジンによって分析され、より高く評価されたページが上位に表示される仕組みです。

ユーザーにとってより有益な情報を見つけやすくするために、Webサイトやページを評価するアルゴリズムは日々アップデートされています。

Googleへの対策が必須となる

日本の検索サイトといえば、「Google」と「Yahoo!」がメインとなります。
この2つのSEO対策が必須となるのですが、実はYahoo!の検索エンジンはGoogleのものを使っています。
そのため、GoogleのSEO対策ができていればYahoo!も対策できたことになります。
ただし、Yahoo!は、Yahoo!の保持しているコンテンツや提携先の情報などの独自の検索結果を差し込みますので、それを理解しておく必要があります。

検索ブラウザのシェアについて

2021年のデータですが、日本国内の検索エンジンのシェア(PC)は、Google が 77%、Yahoo! が 14%、Bing が 8% となっています。
Google が圧倒的ですが、Bing に少しずつシェアが奪われつつある点に注目です。
Bing は Edge のデフォルト検索エンジンになっているので、Windows 10 の移行に伴って、Bing の利用者が増加したようです。

それでも約8割がGoogleを利用していて、Yahoo!ですら20%弱に留まっています。
SEO対策をするのであれば、Googleでの対策を主に考えるのが効率的だと考えて相違ありません。

SEO対策におけるGoogleの考え方

過去のSEO対策

過去のSEO対策は、現在のものと比べかなりスパム行為が幅を効かせていました。
今も昔も、Googleはユーザーにより良いコンテンツを見せるために、あらゆる手段を用いてWebサイトの評価(ランク付け)を行っています。
しかし、評価のロジックが今よりも難解ではなかったため、抜け穴が多く存在しておりました。

有名な話ですが、「被リンクが多いサイトほど上位表示されやすい」というようなものです。
これは被リンク(外部リンク)を多く集めているページは、きっと評価が高いページであろう、と評価するGoogleのロジックがあったためです。
しかし、今ではそんな単純な話ではなくなっています。

例えば「被リンクを付ければ順位があがる」「文字数が多い方が良い」などが挙げられます。
その究極が「ブラックハットSEO」と呼ばれるもので、Googleが評価するロジックを探し出し、そこへSEO対策を集中的に行うことでGoogleに良いWebサイトと誤認させるやり方です。
しかし、Googleは次々とそうしたやり方に対して対策を講じており、イタチごっことなっています。
テクニック寄りのものが効果が無いわけではありませんが、それをやれば上がるというような単純化されたものではないことを理解しなければいけません。

現在のSEO対策

2022年現在のSEOは過去に比べ、Googleが掲げるユーザーファーストに近づいているといわれています。

今も昔もGoogleの基本的な理念は「全てはユーザーのため」であるということから変わっていません。
以下にGoogleが掲げている10の理念を引用します。

01.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
02.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
03.遅いより速いほうがいい。
04.ウェブ上の民主主義は機能する。
05.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
06.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
07.世の中にはまだまだ情報があふれている。
08.情報のニーズはすべての国境を越える。
09.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。

基本的に、Googleのサービスはこの理念をもとに作られ、運営されています

例えば、質の良いコンテンツを上位表示させるというのも、ユーザーにとってそのほうが使いやすいからです。
ここでは「1」と「2」に該当します。
また、「3」であれば、Googleは表示速度の遅いページに対して「Slow」マークを付けるテストを2015年に行っていました。

GoogleのPageSpeed Insightsを使用することで、自社ページの表示速度を測定し、改善点を挙げてくれます。
URLを入力するだけなので、一度試してみるのも良いかもしれません。

「4」は、被リンクが今でも有効であることの証となります。
以前、PageRankという指標をGoogleは使っていました。
これはリンクがサイト間の投票のような意味合いで使われていたそうです。
質の良いコンテンツは、多くのコンテンツからリンクが張られるはずです。

このように、Googleの掲げている理念を理解することで、Web上で多く語られているSEO効果についても本当に効果があるのか見極められるのではないでしょうか。

Googleは質の高い検索結果(コンテンツ)を求めている

Googleは、ユーザーが入力した検索キーワードに対して、より良いコンテンツを検索結果として返すことでユーザーの満足度を高めたいと考えています。
そのため、ユーザーにとって、より質の高い検索結果を返すことにつながるものを評価しています。
質を高めるための仕組みとしては

・ パンダアップデート
・ RankBrain

などが挙げられます。

質の高い被リンクが集まるコンテンツは良いコンテンツ

昔からSEO対策には “被リンクが重要” だと言われてきました。
しかし、最近では被リンクは効果がないとも言われており、実際はどちらが本当なのでしょうか。

答えは「今でも被リンクは重要」です。

しかし、以前のように単純に被リンクを付ければ検索順位が上がる時代は終わり、質の高い被リンクのみが効果がある時代になっています。

では質の高い被リンクは、どうやったら集まるのでしょうか。

そもそも質の高い被リンクが自然に集まるようなコンテンツというのは、「質が高いがゆえにリンクを張りたくなる」という流れであることを理解しましょう。

その他大勢と同じような内容の “独自性の無いコンテンツ” であれば、わざわざリンクを張って紹介しません。
それらコンテンツとは違い、”紹介したくなるようなコンテンツ作り” をしていれば、自ずとコンテンツに付けられていく被リンクも質が高くなっていくでしょう。

文字数やキーワードの量は重要か?

SEO対策において、かつては文字数やキーワードの量をただただ増やすことで上位表示を狙うような手法も存在していました。
しかし前述した通り、現在Googleが重視しているのは「コンテンツの質」です。
闇雲に文字数を増やしたり、意味がつながらないような文脈でキーワードを入れたりすることは有効ではありません。

ただし、「文字数やキーワードの量をまったく気にする必要がないか」と問われると、そうとも言い切れません。
例えば、すでに検索上位に表示されているWebサイトが3,000文字程度でオリジナル要素も含めた内容の濃い記事を書いているのに対し、自身のWebサイトで200文字程度のオリジナリティのない文章を掲載していては検索上位を狙うことは難しいでしょう。

またキーワードについても、不自然なキーワードを入れる必要はありませんが、必要な箇所に適切なキーワードを挿入する必要はあります。
ユーザーがどのような情報を求めているのか、すでに上位に表示されているWebサイトではどのような情報が提供されているのかを研究しながら、最適な文字数や適切なキーワードを盛り込んだ記事制作が必要となるでしょう。

コンテンツSEOとは

最近、SEOといえば「コンテンツSEO」とも言われています。
コンテンツSEOとは、継続してコンテンツを発信することで検索からの流入を増やし、Webサイトの露出を多くしていくSEOです。

しかし、前述したように、ユーザーにとって良いコンテンツでなければ上位表示はされません。
よって、コンテンツSEOとは「良いコンテンツを発信することで、検索からの流入を増やし露出を多くしていくSEO」であると言えます。

スマートフォンを意識したSEO対策の時代

モバイルファーストインデックス(MFI)

SEO対策をする際、「モバイルファーストインデックス(MFI)」のことを忘れてはいけません。

モバイルファーストインデックスとは、今までPCページのコンテンツをもとに検索順位を決定していたものを、スマートフォンページのコンテンツをもとに検索順位を決定するという方針のことです。

例えば、PCページとスマートフォンページを同一URLで表示しているサイトがあるとします。
あるPCページが上位表示されているのですが、UIの観点からスマートフォンページでは掲載していないコンテンツがあるとします。
この場合、スマートフォンの順位がPCページで決まっていると、スマートフォンの検索結果にアクセスしても、コンテンツがないという事態が発生してしまいます。
これはスマートフォンユーザーにとっては困る事態です。

また、スマートフォンから検索する人がPCから検索する人を超えていることも大きな要因でしょう。

過半数の人がスマートフォンから検索しているのであれば、スマートフォンページをもとに検索順位を決めたほうが健全でしょうというのがGoogleの見解です。
これからは、スマートフォンで閲覧しやすいWebサイト作りにより一層力を入れていく必要があるでしょう。

まとめ

さて、今回の記事いかがでしたでしょうか?
今回はSEO対策の概念やSEO対策におけるGoogleの考え方についてまとめさせていただきました。

次回は、具体的にSEO対策は何をするべきなのか具体的な手法についてまとめていきたいと思います。
ではまた次回のブログでお会いしましょう!

Writer

もっち

会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。

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