Google Analyticsから簡単にレポートを作成する方法
2021.07.26
Webディレクターのもっちです。
自社のコーポレートサイトやECサイトを立ち上げたら、アクセス数やECサイトの売上を伸ばすためにアクセス解析やデータ分析は非常に重要な業務となります。
しかし、いざデータ分析といってもGoogle Analyticsには数多くの指標があり、どのデータを見ればいいか分からないという方も多いと思います。
また、必要なデータを精査しても、そこから毎月レポート化することは結構な労力となります。
そこでレポートを簡単かつ無料で作成する方法として
Google データポータル(旧Google データスタジオ) があります。
Google データポータルは複数のデータソースに接続し、ダッシュボードにまとめて可視化、リアルタイムでレポートを共有することができるツールのことです。
Google データポータルでは様々なテンプレートが用意されており、そのテンプレートを使用することで簡単にレポートを作成できますし、そのテンプレートを独自にカスタマイズすることもできます。
しかし、このテンプレートもテーマ毎に検索ができたりしますが、膨大の量のテンプレートが用意されており、ギャラリーから適切なテンプレートを探すところから始めなくてはなりません。
また、1からレポートを作成する場合はGoogle Analyticsを連携するための設定も必要となります。
ですが、2020年にGoogle Analytics側のアップデートにより、オーディエンス、ユーザー獲得、行動データのデータポータルレポートを、Google Analyticsのインターフェース内からワンクリックで作成できるようになりました。
今回はその方法をお伝えできればと考えております!
レポートの作成方法
早速作成方法ですが、まずGoogle Analyticsにログインします。
ログインをすると下記ホーム画面が表示されると思いますので、「カスタム」をクリックします。
「カスタム」をクリックするとアコーディオンメニューが表示されますので、メニュー内の「カスタムレポート」をクリックします。
カスタムレポートメイン画面上部にData Studioのリンクがあります。
「オーディエンスの概要」「ユーザー獲得の概要」「行動サマリー」の3種類が用意されており、各リンクをクリックすることでレポートが作成されます。
作成レポート
オーディエンスの概要
このレポートではユーザー数やセッション数などをまとめた表や使用デバイスの比率グラフなどが自動で生成されます。
ユーザー獲得の概要
このレポートでは流入チャネル毎の行動パターンやコンバージョンをまとめた表および、ユーザーと新規ユーザー、コンバージョン率の推移グラフなどが自動で生成されます。
行動サマリー
このレポートではPV数や直帰率・離脱率の推移グラフ、検索ワードランキングやページ別の平均ロード時間を確認できるグラフなどが自動で生成されます。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
リンクをクリックするだけで3種類ものレポートを作成できるのです。
計測するサイトや業種・業態によって求めるデータは異なるため、デフォルトで出力されたレポートだけでは不足があると思います。
しかし、ここで紹介させていただいたレポートはすべて出力後にカスタマイズが可能です。
WebサイトやECサイトを立ち上げて、まだアクセス解析をされていない担当者様は是非一度お試しください。