ファッション用語について学んでみた Vol.03

こんにちは、Webディレクターのもっちです(=゚ω゚)ノ

いよいよ梅雨もあけ、真夏日が続くなか、皆様いかがでしょうか?
新型コロナウイルスも各地で感染者が増え続けております。
気温が高くなり、マスクでの生活がかなり厳しくなると思いますが、健康第一で予防に努めていきましょう!

さて、早いものでファッション用語について学んでみたシリーズも3回目です。
今回も『ランウェイで笑って』を中心に意外と知らなかった用語をまとめていますので、一緒に勉強していきましょう!

ブランド / アパレル

COMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)

通称・ギャルソンと言われる日本人ファッションデザイナー・川久保玲氏が1969年に設立したプレタポルテ(高級既製服)のブランド。
国内外に200以上の多くの直営店を抱える大人気ブランド。

ブランドのコンセプトは「服の美」に対する強い意識とその主観的な対象化であり、パリ・コレクションにも幾度も参加しています。

Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)

日本人ファッションデザイナー・山本耀司氏が1981年に設立したプレタポルテ(高級既製服)のブランド。
他にも山本氏はアディダスとの共同ブランド Y-3などのデザイナーも務めています。

初めてのパリコレで当時タブーとされていた黒を全面的に押し出し、ボロ切れのようなルックを展開。
その作品は”黒の衝撃”と評されました。

個人的な意見で申し訳ございませんが、Yohji Yamamotoの服は以前から欲しいと思っていまして、今度シャツでも買ってみようかな!

ウィメンズ(WOMEN’S)

女性服を指すファッション用語。
似た用語として「レディース」がありますが、ウィメンズとの明確な違いはないそうです。
しかし、レディ=淑女という意味から、大人&高級感がある服を「レディース」、カジュアルな服を「ウィメンズ」と呼び分けることもあります。

素材 / アイテム

超撥水

高い撥水性によって、液体がつく面に対して150度を超える接触角(角度が大きいほど濡れにくいそうです)で水滴が接する現象。
実際にこの現象を利用した傘やレインコートは高い人気を誇っています。

レザー

動物の皮から毛や脂などの余分なものを取り払い、腐敗や硬化することを防ぐために薬品などで”なめし加工”を施したもので一般的に日本語では”革”と呼ばれる。
レザーはメンズ・ウィメンズ共に使用されるポピュラーな素材で、若者はもちろん大人も好んで着用しています。

なお、前回紹介させていただいたサスティナブルの取り組みにより、レザーを使用せず、エコ素材やリサイクル素材を使用してアイテムが製造されることも増えています。

ドール

実際の人間のサイズを縮小したスケールで作成された人形のことです。
ドールを使うメリットとしては実際の服飾を作るときに比べて素材が少なくて済むほか、平置き撮影や吊り撮影よりも着用感が伝わりやすいという点にあります。

似たもので”トルソー”がありますが、これは胴体部分しかないドールのことを指します。

まち針

縫う前に仮止めをする際に使用する、裁縫には欠かせない必須アイテムです。
縫い針と異なり、頭の部分に糸を通す穴がなく、球形や花の形の飾りが付いており、どこにまち針を打ったかが分かりやすいようにできています。

職業

検品・チェック

名前の通り、商品の仕上がりを確認する仕事。
確認は裁縫のほつれや摩擦による傷み、針などの危険物混入有無など多岐にわたります。
特別な技術が必要ではありませんが、この業務を怠るとクレーム発生や信用の低下など、ブランドの運営に関わる問題に繋がります。

服はお客様が着て価値を発揮するものです。
つまり検品はデザイナーにとって非常に重要な仕事の一つということになります。

我々ディレクターも制作したWebサイトが世に出る前の最終チェックをするのですが、この確認作業を怠ると信用問題に発生するため、念入りに確認を行います。
ディレクターの仕事として品質管理は最も重要な仕事の一つですので、これからもお客様にご満足いただけるサイトを制作していけたらと考えています。

モデルの身長

一般的にパリコレモデルの身長は最低でも175cm以上必要だと言われています。
明確な基準があるわけではないため、160cm台でもパリコレ出演例は稀にはあるものの、やはり海外の有名モデルに比べると小さく、175cmに満たないモデルはコンプレックスを抱いていることも多いのだとか(私もあと10cmあれば…)

コンポジット

通称コンポジと呼ばれている、モデルの名刺代わりとなる写真資料のことです。
大きさや写真のレイアウトは事務所やモデル自身の自由なんだとか!
必須要素として、顔と体型が両方わかる写真は入れておかなければならないとのこと。

モデルの仕事はオーディションに応募して勝ち取ることがほとんどであり、実際のオーディションの書類選考の段階ではコンポジのみの判断となる場合も多いため、モデルが仕事を獲得するための非常に重要なものである。

オーディションの参加規定

雑誌や広告等の公募型のオーディションの場合、その媒体が求めるモデル像に近い人を集めるために一定の参加規定があることがある。
例えば「身長170cm以上、年齢25歳以下」など。

「キャスティング会社」という企業がオーディションの情報を集約しており、事務所所属のタレントは事務所を通してその情報を得ることができるんだとか。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?
今回は『ランウェイで笑って』の4巻と5巻に出てきた用語を中心にまとめさせていただきました。

ブランドセクションで紹介させていただいたCOMME des GARCONSやYohji Yamamotoは聞いたことはあっても、ブランドコンセプトやパリコレでの歴史などはご存知ない方も多かったのではないでしょうか。
また、モデルの身長やオーディションなど、業界の裏側にも少し踏み込んでみました。
華やかな舞台はほんの一瞬で、その裏側では才能や制約に対して血の滲むような努力をされているのだと改めて感じました。
私も皆様が目にするWebサイトの裏側で必死にもがいていきたいと思います。

さて、今回はこちらで筆を置かせていただければと思います。
今後も定期的に更新できたらと思いますので、また次回のブログでお会いしましょう(=゚ω゚)ノ

Writer

もっち

会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。

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