【Sass】便利! extendでwidthを指定するとレスポンシブで小さな幸せが訪れる|Blog|株式会社トライム
【Sass】便利! extendでwidthを指定するとレスポンシブで小さな幸せが訪れる
2016.10.14
width: 100%;
最近はヘッダーやフッターの幅が100%のサイトが主流になりました。
そのため、全体を囲むwrapperを固定幅にすることができなくなり、
要素ごと、個別に幅を指定することが多くなりましたよね。
例えば以下のような構成のページです。

この場合ヘッダーとフッターは100%ですが、その中に入る文字などはmainの幅、
つまり白線の内側に収めなくてはなりません。
すると以下のようなマークアップになります。
HTML
<div id="wrap">
<heade>
<div class="inner"></div>
</heade>
<main></main>
<footer>
<div class="inner"></div>
</footer>
</div>
SCSS
header {
width: 100%;
.inner {
width: 1200px; //幅を指定
}
}
main {
width: 1200px; //幅を指定
}
footer {
width: 100%;
.inner {
width: 1200px; //幅を指定
}
}
@media screen and (max-width: 768px) {
header {
.inner {
width: auto; //幅を指定
}
}
main {
width: auto; //幅を指定
}
footer {
.inner {
width: auto; //幅を指定
}
}
}
上の例では幅を指定する箇所がレスポンシブを含め、計6回出てきました。
これだと修正が入ったときにはひとつずつ、手作業で数値を直していくことになります。
大変面倒ですよね。
カンマ区切りで繋げて書いてもよいのですが、
同じセレクタがあちこちに散らばると、それはそれで管理が面倒になります。
extendで対応!
個別に値を指定するのは面倒なので、extendで対応しました。
以下のようにシンプルになりました。
SCSS
%siteWidth {
width: 1200px;
}
header {
width: 100%;
.inner {
@extend %siteWidth;
}
}
main {
@extend %siteWidth;
}
footer {
width: 100%;
.inner {
@extend %siteWidth;
}
}
@media screen and (max-width: 768px) {
%siteWidth {
width: auto;
}
}
数値が変わっても一番上の %siteWidth を変更するだけで済みます。
レスポンシブ時には %siteWidth に auto を指定すれば良いだけなので、
個別に設定する必要がなくなり、ちょっと幸せになります。
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