月額保守は必要?不要?|会社ごとの最適解を判断するチェック表(Webサイト運用)|Blog|株式会社トライム
月額保守は必要?不要?|会社ごとの最適解を判断するチェック表(Webサイト運用)
2026.02.24
「月額保守って、入った方がいいの?」
「毎月払うほど何をしてくれるのか分からない」
「自社で更新できるなら不要?でも不安…」
Web制作後によく出る悩みが、保守(運用保守契約)を付けるべきかどうかです。
結論から言うと、保守は“必須”でも“不要”でもなく、サイトの種類・体制・リスク許容度で最適解が変わります。
この記事では、月額保守の中身を分解し、
必要/不要を判断するチェック表と、失敗しない契約のポイントをまとめます。
見積もりの全体像を掴みたい方は「Web制作の見積もり内訳」もおすすめです。
追加費用が不安な方は「見積もりで要注意な項目」も併せてどうぞ。
表示速度や運用品質が気になる方は「表示速度が遅いと売上が落ちる」記事も相性が良いです。
まず確認:月額保守=「更新代行」だけではありません
保守の誤解で多いのが、これです。
- 「月額保守=更新を代わりにやってくれる」
→ それもありますが、本質は“リスクを潰して止めないこと”です。
特にWordPressなどのCMSは、放置すると
セキュリティ・表示崩れ・フォーム不具合など、見えない負債が積み上がります。
月額保守でよくある内容(何にお金を払っているか)
制作会社によって呼び方は違いますが、一般的には次の要素があります。
1) 監視・障害対応
- サイトが落ちた/表示が崩れた/フォーム送信できない
- こうした「止まる」トラブルへの一次対応
2) セキュリティ対応
- CMS・プラグイン等の更新
- 脆弱性情報の確認
- 改ざん・スパム対策
3) 軽微修正
- 文言修正、画像差し替え、リンク修正
- 小さなUI調整など
4) バックアップ
- 定期バックアップ
- いざという時の復旧(リストア)
5) 改善・運用支援(プラン次第)
- 月1の改善会
- GA4の確認と改善提案
- SEOの内部改善
- 施策の実装
「どこまで含まれているか」で、月額の妥当性は大きく変わります。
保守が“必要になりやすい”会社の特徴
まずは結論寄りに、必要になりやすいパターンです。
1) WordPressなど、更新が必要なCMSを使っている
更新を止めるほどリスクが上がりやすいタイプです。
担当者が社内にいないなら、保守の価値が上がります。
2) 問い合わせ・採用・ECなど「止まると損失」が大きい
フォームが死ぬ=売上や応募が止まる。
このタイプは、保守=保険として合理的です。
3) 社内に“Web担当”がいない(兼務で手が回らない)
「更新できない」「異常に気づけない」が起きやすく、
結果的に“放置→大きな修正費”になりがちです。
4) 広告運用や施策を回している
広告やキャンペーンは、ページの不具合があると即死します。
改善頻度が高いなら、保守(軽微修正+相談窓口)が効きます。
5) テーマ改修や機能追加が多く、構造が複雑
「ちょっと直したら別の箇所が崩れた」が起きやすい状態。
この場合は、保守というより“運用体制”が必要です。
保守が“不要になりやすい”会社の特徴
一方で、不要になりやすいケースもあります。
1) 更新がほぼない(会社情報が固定)+静的サイト
更新頻度が低く、構造もシンプルなら保守の必要性は下がります。
2) 社内に対応できる担当がいる(運用が回っている)
- 更新できる
- 異常に気づける
- 直せる(または判断して依頼できる)
この状態なら、都度依頼でも回りやすいです。
3) リスク許容度が高く、止まっても影響が小さい
問い合わせがメインではなく、名刺代わりのサイトなど。
ただし、セキュリティ事故の影響は別なので注意です。
【結論が出る】月額保守の判断チェック表
当てはまる数で判断できます。
(YESが多いほど、月額保守の価値が高いです)
A. 事業インパクト(止まると損)
- 問い合わせ・採用・購入がサイトに依存している
- フォーム不具合=機会損失が大きい
- 広告やキャンペーンで流入を作っている
- “今週中に直したい”変更が月に1回以上ある
→ 3つ以上YES:保守(最低でも監視・障害対応)は推奨
B. 体制(社内で回せるか)
- Web担当がいない/兼務で手が回らない
- 変更や不具合の判断ができる人がいない
- ベンダーに聞かないと何も決められない
- 更新が止まりがち(数ヶ月放置が起きる)
→ 2つ以上YES:保守(窓口+軽微修正)で安定しやすい
C. 技術・リスク(壊れやすい/守る必要がある)
- WordPressなど定期更新が必要
- プラグインが多い/カスタムが多い
- 以前に表示崩れ・フォーム不具合を経験した
- セキュリティが不安(放置している)
→ 2つ以上YES:保守(更新・バックアップ)推奨
月額保守の「よくある失敗」3つ
失敗1:保守に入ったのに“何もしてくれない”
原因は、契約範囲が曖昧(または軽すぎる)ことです。
- 月何回の修正が含まれる?
- 障害対応はどこまで?
- 更新作業は含む?
- 改善提案はある?
ここが曖昧だと「入ったのに意味がない」になります。
失敗2:軽微修正が保守に含まれず、都度課金で高くなる
逆に、保守は安いが
修正や相談が全部別料金で、結局高くつくケースもあります。
失敗3:保守の窓口が遅く、結局社内で抱える
問い合わせ回答が遅いと、保守の価値が出ません。
対応時間・初動目安は必ず確認すべきです。
失敗しない保守契約の確認項目(コピペ可)
制作会社へ、これをそのまま送ってOKです。
- 月額保守に含まれる作業範囲(監視/障害対応/更新/軽微修正/バックアップ)を明記してください
- 軽微修正の定義と、月に何回・何分相当まで含まれますか?
- 障害発生時の初動目安(平日◯時間以内など)はありますか?
- WordPress等の場合、更新作業(本体・プラグイン)は含まれますか?頻度は?
- バックアップ頻度と、復旧作業(リストア)の扱いは?追加費用は?
- 改善提案(SEO・GA4・導線改善)は含まれますか?含む場合の頻度は?
- 追加作業が必要になった場合の単価(ページ追加・フォーム改修等)はありますか?
最適解の例:おすすめの保守プランの考え方
会社ごとに最適解が違うので、結論が出しやすい“型”を置きます。
①名刺代わりサイト(更新ほぼなし)
- 最低限:監視+バックアップ(または年1点検)
- 修正は都度依頼でOKになりやすい
②問い合わせ・採用が主目的(BtoBサイト)
- 推奨:監視+障害対応+軽微修正(+月1相談があると強い)
- フォームや導線の改善が回るほど成果が伸びやすい
③EC・広告運用あり(変更が多い)
- 推奨:軽微修正枠+相談窓口+改善会(運用伴走寄り)
- 表示速度・タグ整理も含めると安定
保守が必要かどうか、現状から一緒に判断します
株式会社トライムでは、月額保守について
「必要/不要」「適正な範囲」「費用対効果」を整理する診断をご提供しています。
- サイトの目的と体制から最適な保守範囲を提案
- 見積もりの保守項目の妥当性チェック
- 必要に応じて、Web制作・マーケ・DXまで一気通貫で支援
お問い合わせフォームから「保守相談」とお知らせください。
「今の保守、適正?」だけでもOKです。
まとめ
月額保守は“必須”ではなく、
止まる損失/社内体制/技術リスクで最適解が変わります。
チェック表でYESが多いなら、保守はコストではなく“機会損失を防ぐ投資”になりやすいです。
逆に更新が少なく体制があるなら、都度依頼で十分なケースもあります。
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