見積もりで要注意な項目|あとから追加費用が出やすいポイント(制作前に防ぐ)|Blog|株式会社トライム
見積もりで要注意な項目|あとから追加費用が出やすいポイント(制作前に防ぐ)
2026.02.17
「最初は安かったのに、途中で追加費用が増えた」
「“ここまで含まれていると思っていた”が通じなかった」
「結局、当初予算を超えてしまった」
Web制作やサイト改修で“あるある”なのが、追加費用の発生です。
追加費用そのものが悪いのではなく、問題は 「最初に認識が揃っていないこと」。
このズレが、費用だけでなく納期・品質にも影響します。
この記事では、見積もりで特にトラブルになりやすい “要注意項目” を整理し、
追加費用を防ぐために、契約前に確認すべき質問リストまでまとめます。
先に見積もり全体の構造を掴みたい方は、前回記事「Web制作の見積もり内訳(費用が上がる/削れるポイント)」もおすすめです。
相談準備なら「制作会社に相談する前に整理すべき7つのこと」も合わせてどうぞ。
まず結論:追加費用は「範囲」「回数」「責任分界点」で起きる
追加費用が発生しやすい原因は、だいたい次の3つに集約されます。
- 範囲が曖昧(どこまでが見積もり内か)
- 回数が曖昧(修正・調整が何回までか)
- 責任分界点が曖昧(誰が用意するか/どこから有償か)
この3つを“先に”決めれば、追加費用の大半は防げます。
要注意1:「一式」表記が多い(中身が見えない)
「デザイン一式」「コーディング一式」「ディレクション一式」など、
“一式”は悪ではありませんが、比較と合意形成が難しくなるのが問題です。
ここを確認
- 一式の内訳は何か(成果物・対象ページ・作業範囲)
- 何が増えたら追加になるのか(増額条件)
- テンプレート数・ページ数はどこまで含むのか
おすすめの聞き方
「“一式”の範囲を、対象ページと成果物で箇条書きにできますか?」
要注意2:ページ数・テンプレ数の定義が曖昧
見積もりでブレやすいのが、ページ周りです。
- 「下層ページ◯ページ」=同じテンプレで量産? それとも別デザイン?
- 「サービスページ」=1ページ? サービスごとに作る?
- 「事例ページ」=一覧+詳細は含む? 何本分?
ここを確認(超重要)
- デザイン対象:トップ/下層テンプレ何種?
- 作成ページ:固定ページ何本?(トップ含むか)
- 一覧・詳細:一覧ページ+詳細ページがそれぞれいくつか
- 追加時の単価:ページ追加1本あたりいくらか
要注意3:修正回数が未定(または条件が不明)
追加費用の王道パターンがこれです。
修正は必ず発生するので、回数と範囲のルールがないと揉めます。
ここを確認
- デザイン修正は何回まで含む?(トップ/下層それぞれ)
- コーディング後の修正は含む?(軽微修正の定義)
- 「方向性変更」は別料金になる?(どのレベルで?)
おすすめの聞き方
「修正回数と、“軽微修正”の具体例を定義できますか?」
要注意4:コンテンツ(文章・写真)が“誰の担当か”曖昧
「文章は御社でご用意ください」
この一言が、納期遅延・追加費用の原因になりがちです。
ここを確認
- 文章作成は誰がやる?(構成だけ?原稿まで?)
- 写真素材は誰が用意?(撮影は?購入は?)
- 事例・実績の原稿は誰が書く?(ヒアリング+編集は?)
ポイント
“用意する”といっても、
- ラフ箇条書きでOKなのか
- 完成原稿が必要なのか
で工数が全然違います。
要注意5:フォーム周り(項目追加・スパム対策・通知)が抜けがち
フォームは「置くだけ」では終わりません。
追加費用が発生しやすいのは、下記が後から出てくるからです。
- 入力チェック(必須・形式・条件分岐)
- スパム対策(reCAPTCHA等)
- 通知先の追加・分岐(部署別、内容別)
- 自動返信文面の調整
- サンクスページ計測(GA4連携)
ここを確認
- フォームの項目数は?何項目まで含む?
- 通知先は何件?分岐はある?
- スパム対策・計測設定まで含む?
要注意6:SEO移行(リニューアル時)が別扱いになっている
リニューアルで追加費用が出やすいのが、移行周りです。
- URL変更に伴うリダイレクト
- タイトル/ディスクリプション移行
- 内部リンクの調整
- サイトマップ・Search Console設定
- 404対応(旧URLの洗い出し)
ここを確認
- 旧URLの洗い出しは誰がやる?
- リダイレクトは何本まで含む?
- 既存SEO資産を落とさない設計は含む?
改修orリニューアルで迷っている場合は「リニューアルか改修か?判断基準と進め方」記事も参考になります。
要注意7:テスト範囲が曖昧(公開直前で増える)
公開前の検証で「あれもこれも」が出てくると、追加費用・納期遅延になりやすいです。
ここを確認
- 対応ブラウザ・端末(PC/スマホ、Chrome/Safari等)
- 表示崩れの許容範囲(どこまで直すか)
- 機能テストの範囲(フォーム、検索、決済など)
要注意8:運用・保守の範囲が曖昧(公開後に揉める)
公開後に「これって対応してくれないの?」が起きやすい領域です。
ここを確認
- 更新作業は含まれる?回数は?
- 軽微修正はどこまで?
- 障害対応の範囲と時間(平日何時まで、など)
- セキュリティ対応(WordPress等の場合)
要注意9:追加対応の単価が決まっていない(交渉が毎回発生)
単価がないと、都度見積もりになりスピードが落ちます。
最低限、次の単価があると安心です。
- ページ追加(テンプレ利用)1本あたり
- デザイン追加(新テンプレ)1種あたり
- フォーム項目追加 1項目あたり
- 原稿作成(1ページ)あたり
- バナー制作 1点あたり
追加費用を防ぐ「契約前の質問リスト」(そのまま使えます)
制作会社に送るときは、これをコピペでOKです。
- “一式”の内訳(対象ページ/成果物/作業範囲)を箇条書きにできますか?
- デザインテンプレは何種類ですか?(トップ/下層/サービス/事例 等)
- 作成ページ数の定義を教えてください(一覧・詳細の扱い含む)
- 修正回数(デザイン/実装後)と“軽微修正”の定義を教えてください
- 文章・写真・事例原稿は誰が用意し、どの状態が納品物ですか?
- フォームの項目数・通知分岐・スパム対策・計測設定は見積もりに含まれますか?
- SEO移行(リダイレクト・メタ移行・内部リンク調整)は含まれますか?本数上限は?
- テスト範囲(対応ブラウザ・端末・検証項目)を明記できますか?
- 追加対応の単価(ページ追加・フォーム追加等)はありますか?
- 公開後の保守範囲(更新・軽微修正・障害対応)を明記できますか?
見積もりを「比較できる形」に整理します
株式会社トライムでは、相見積もりや制作前の不安に対して、
追加費用が出やすいポイントの洗い出しと範囲の見える化を支援しています。
- 見積もりの差分(範囲・回数・責任分界点)の整理
- 追加費用リスクの事前チェック
- 改修で足りるか/リニューアルが必要かの判断
- 必要に応じて、Web制作・マーケ・DXまで一気通貫で対応
お問い合わせフォームから「見積もりチェック希望」とお知らせください。
「この項目って普通?」の相談でもOKです。
まとめ
見積もりで追加費用が出やすいのは、
一式・ページ定義・修正回数・コンテンツ担当・フォーム・SEO移行・テスト・保守が曖昧なときです。
契約前に「範囲/回数/責任分界点」を揃えるだけで、トラブルの多くは防げます。
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