GA4で“やるべき改善”を1時間で見つける方法|初心者向けチェックリスト|Blog|株式会社トライム
GA4で“やるべき改善”を1時間で見つける方法|初心者向けチェックリスト
2026.02.12
「GA4は見てるけど、結局なにを改善すればいいか分からない」
「数字を眺めて終わってしまう」
「改善点が多すぎて優先順位が付けられない」
GA4は“データの宝庫”ですが、見方を間違えると迷子になります。
逆に、見る場所と順番を固定すると、1時間で「今やるべき改善」が見つかります。
この記事では、GA4初心者でも回せる 60分の確認ルーティンとして、
「どこを見る → 何が分かる → 次に何をする」をテンプレ化して解説します。
ECの方は「売上が伸びない原因10選」「カゴ落ち改善20」「商品ページ改善」も併せて読むと、改善案の打ち手が増えます。
BtoBサイトの方は「問い合わせが増えるサイト構成テンプレ」もおすすめです。
この記事でできるようになること
- GA4で“まず見るべき”場所が分かる
- どこが詰まっているか(流入/ページ/導線)が切り分けできる
- 1時間で「今週やる改善3つ」を決められる
準備:GA4で最低限必要な「ゴール(コンバージョン)」
1時間診断を成立させるには、最低限“ゴール”が必要です。
ECの場合(例)
purchase(購入)- できれば
add_to_cart/begin_checkoutも確認できる状態
BtoB(問い合わせ)サイトの場合(例)
- フォーム送信(
form_submit等) - クリック計測(電話、メール、LINE、資料DL)
※イベント名はサイト次第で違うので「自社で何を成果とするか」を固定するのが先です。
もしコンバージョンが未設定でも、この手順は回せますが、最後の“優先順位”が弱くなります。可能なら先に設定しておくのがおすすめです。
1時間で回す「GA4改善発見ルーティン」(全体像)
0〜10分:計測の健康診断
10〜25分:どこから来て、どこで成果が出ているか(流入)
25〜40分:どのページが働いている/邪魔しているか(ランディング)
40〜55分:どこで落ちているか(導線・イベント)
55〜60分:今週やる改善3つに落とす(優先順位)
ここから順にいきます。
0〜10分:計測の健康診断(まず迷子を防ぐ)
①期間をそろえる
- 直近28日(または30日)
- 可能なら「前の期間と比較」をON(伸びてる/落ちてるが見える)
②成果(コンバージョン)が発生しているかだけ確認
- “0”のままなら、まず計測の設定や導線の問題の可能性が高いです
- “急に0になった”なら、タグやイベント名の変更、フォーム変更が疑わしいです
③異常値チェック(ざっくり)
- セッションだけ急増/急減していないか
- ほぼ特定国・特定参照元に偏っていないか(スパムの可能性)
この10分で、「数字を信じていい状態か」を確認します。
10〜25分:流入(どこから来て、どこが成果に効いてる?)
見る目的は1つです。
“人が来ている場所”と“成果が出ている場所”が一致しているか。
見る観点(超重要)
- チャネル別(Organic / Paid / Direct / Referral / Social など)
- それぞれの コンバージョン と コンバージョン率
判断の型
- 成果が出ている流入:強化する(予算・記事・LP)
- 来てるのに成果が弱い流入:着地ページや訴求がズレてる可能性(改善)
- 成果は出るが量が少ない流入:伸ばしやすい“勝ち筋”(拡張)
すぐ出せる改善案例
- Organicで来てるのに成果が弱い → ランディングページの改善、内部リンク強化
- 広告で成果が弱い → 広告文とLPの訴求ズレ、ファーストビュー改善
- Referralが強い → 掲載元を増やす/提携を検討
25〜40分:ランディング(入口ページ)で「機会損失」を探す
ここが一番“改善が出やすい”パートです。
見るべき2種類のページ
- 入口として強いページ(ランディング上位)
- 成果に効いているページ(コンバージョン貢献があるページ)
まずやること:入口上位10ページをメモ
入口上位のページは、改善のインパクトが大きいです。
次に、その中で“もったいないページ”を探します。
もったいないページの典型
- 流入が多いのにコンバージョンが少ない
- 読まれているのに次のページに行かない
- スクロールしてもCTAが遠い(※GA4だけでは見えないので仮説)
すぐ打てる改善案例
- 入口ページの冒頭に「次に読む」導線を追加(サービス/事例/商品)
- CTAを上・中・下の3カ所に配置(BtoBで特に効く)
- ECなら「送料・納期・返品」を上部に固定(購入前不安を潰す)
40〜55分:導線(イベント)で「どこで落ちているか」を特定
ここでは、サイトの目的別に見方が変わります。
ECの場合:購入までの行動が落ちている場所を探す
ざっくり以下の流れで、どこが薄いかを見ます。
- 商品閲覧 → カート追加 → 決済開始 → 購入
落ちが大きい場所=改善の当たりどころです。
(例:カート追加はあるのに決済開始が少ない → カート画面・決済導線・不安要素が原因)
カゴ落ちの打ち手は「カゴ落ち改善20」に繋げると、そのまま施策リストになります。
BtoBの場合:問い合わせまでの“前兆”イベントを見る
問い合わせ(フォーム送信)だけを見ると母数が小さくて判断しづらいので、前兆も見るのがコツです。
例:
- 料金ページ閲覧
- 事例ページ閲覧
- 「お問い合わせ」ボタン押下
- 電話・メールクリック
- 資料DL
前兆が多いページは、問い合わせに近いページです。
ここにCTAや信頼要素を足すと、成果に繋がりやすいです。
55〜60分:今週やる改善を「3つ」に絞る(優先順位)
最後に、改善案を出しっぱなしにしないのが重要です。
必ず“今週やる3つ”に絞ります。
優先順位の決め方(テンプレ)
- インパクト大 × 工数小:今週やる
- インパクト大 × 工数大:計画してやる
- インパクト小 × 工数大:やらない
よくある“今週やる改善”の例
- 入口上位3ページにCTA(上・中・下)を追加
- 入口上位ページの内部リンクを整理(サービス/事例/商品に繋ぐ)
- EC:商品ページ上部に「送料・納期・返品」を追記
- BtoB:事例ページを最低2本追加、または見出しテンプレで整備
- フォーム項目を削減(必須項目の見直し)
よくあるつまずき(ここだけ押さえるとラク)
- GA4の数値が“どれが正解か”探し始める → 目的とゴールを固定
- ページを全部見ようとする → 入口上位10ページだけでOK
- イベントが多すぎる → 「成果」と「前兆」だけに絞る
- 改善案が増えすぎる → 最後に必ず3つに絞る
GA4を見ても改善が決まらない場合は、切り分けから一緒にやります
株式会社トライムでは、GA4の数値を元に
“どこが詰まっているか”→“何から直すべきか”を整理する診断をご提供しています。
- 流入/ページ/導線のボトルネック特定
- 改善優先順位(インパクト×工数)
- 必要に応じて、EC・Web制作・マーケ・DXまで一気通貫で支援
「1時間見たけど判断がつかない」でも大丈夫です。
お問い合わせフォームから「GA4改善相談」とお知らせください。
まとめ
GA4は“全部見る”と迷います。
見る順番を固定して、
流入 → 入口ページ → 導線 → 優先順位(3つに絞る)
この流れで回すだけで、1時間でも改善は見つかります。
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