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Web制作の見積もり内訳|費用が上がるポイントと削れるポイント(失敗しない見方)

2026.02.10

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「見積もりが高いのか安いのか分からない」
「A社とB社で項目が違いすぎて比較できない」
「“一式”が多くて不安」

Web制作の見積もりは、初めて見ると分かりにくいですよね。
ただし、見積もりは“ぼったくり”かどうかを見るためだけのものではなく、プロジェクトのリスクと成果の出方を映す鏡でもあります。

この記事では、Web制作の見積もりでよく出てくる項目を分解し、
費用が上がるポイント削れる(削っていい)ポイントをわかりやすく整理します。
最後に、相見積もりでそのまま使えるチェックリストも付けました。

相談前の整理を先にやりたい方は「制作会社に相談する前に整理すべき7つのこと」もおすすめです。
改修かリニューアルで迷っている場合は「リニューアル?改修?判断基準と進め方」も併せてどうぞ。

まず結論:見積もりは「範囲」と「品質基準」で決まる

見積もりが会社ごとに違う一番の理由は、ここです。

  • どこまでやるか(範囲)
  • どのレベルで作るか(品質基準)
  • 誰がどれだけ関わるか(体制)

つまり、金額だけ比較しても答えは出ません。
“何が含まれているか”を分解すれば、適正かどうかが見えてきます。

Web制作の見積もり内訳(よくある項目)

制作会社によって名称は違いますが、だいたい次の分類に収まります。

  1. 企画・要件定義(設計)
  2. 情報設計(サイトマップ・導線設計)
  3. ワイヤーフレーム(画面設計)
  4. デザイン(トップ/下層)
  5. コーディング(実装)
  6. CMS構築(WordPress等)
  7. 機能開発(フォーム、検索、会員など)
  8. コンテンツ制作(文章・写真・事例)
  9. SEO・計測(GA4、GSC、構造化、移行)
  10. テスト・公開作業(検証、各種設定)
  11. 保守・運用(更新、改善会、監視)

ここから、「費用が上がるポイント」「削れるポイント」に分けます。

費用が上がるポイント(上がって当然の理由がある)

1) 要件定義・設計が厚い

ここが厚い見積もりは、失敗確率を下げる投資です。
逆にここが薄いと、制作途中で要望が増えて追加費用になりがちです。

設計が厚いと何が良い?

  • 目的と優先順位が揃う
  • 手戻りが減る
  • 公開後の改善が回る

2) ワイヤー(画面設計)がしっかり作られている

ワイヤーは地味ですが、成果が出るサイトほど重要です。
「デザインで決める」のではなく、「導線で決める」ための工程です。

3) デザインが“ページ数×パターン”で増える

デザイン費は、ページ数だけでなくパターン数で増えます。

例:

  • トップ1種+下層1種 → 比較的安い
  • サービス用、事例用、採用用など複数テンプレ → 上がる(でも成果に効くことも多い)

4) CMSや機能が増える(フォーム・検索・会員・多言語など)

機能は「作る」「テストする」「運用する」がセットなので、費用が上がります。
特に問い合わせフォームは、入力チェックやスパム対策、通知設定などで工数が乗りやすいです。

5) コンテンツ制作が含まれている(文章・撮影・事例)

意外と大きいのがここです。
「文章はお客様側で」とすると費用は下がりますが、公開が遅れやすいのも事実です。

6) SEO移行(リニューアル時)が含まれている

リニューアルで順位が落ちる原因の多くは、ここを軽視することです。
URL設計、リダイレクト、メタ情報、内部リンクなど、移行は工数がかかります。

削れる(削っていい)ポイント|ただし条件つき

1) デザインの作り込みを減らす(テンプレ活用)

“ブランド表現が最優先”でないなら、テンプレ寄せで下げられます。
ただし、信頼感が落ちるレベルまで削るのは逆効果です。

2) 初期はページ数を絞る(最小構成→拡張)

最初から全部作らず、成果に直結するページから作るのが堅実です。

最小構成の例(BtoB)

  • トップ
  • サービス(1〜3)
  • 事例(まずは2〜3本)
  • 会社情報
  • お問い合わせ

3) コンテンツ制作を一部だけ外す(社内で準備)

文章や事例原稿を社内で出すと費用は下がります。
その場合は、テンプレ(見出し構成)だけ制作側で作ってもらうと早いです。

4) 機能を「やらない」ではなく「段階導入」にする

会員機能、多言語、検索などは、初期に入れなくても良いケースがあります。
ただし後から追加する予定なら、拡張できる設計にしておくのが重要です。

5) 保守を“最低限”にして、改善は内製する

更新担当者がいるなら、保守は最小にできます。
ただし、セキュリティ対応や障害対応の範囲は明確にしておきましょう。

危険信号:見積もりで注意すべき表現

「一式」が多い

悪いとは限りませんが、比較ができません。
最低限、成果物(何を納品するか)が紐づいているか確認します。

工程が抜けている

例:テスト、公開作業、SEO移行、計測設定など
後から追加になりやすいので要注意です。

修正回数が不明

「何回までが見積もり内か」が曖昧だと揉めます。相見積もりの比較ポイント(ここだけ揃えればOK)

会社ごとに項目名が違うので、次の観点で揃えると比較できます。

  • 目的整理/要件定義は含まれる?
  • ワイヤーは作る?どの範囲?
  • デザイン対象ページはどこまで?(テンプレ数)
  • CMSは何をどこまで?(更新範囲)
  • フォーム等の機能はどこまで?
  • コンテンツ(文章・撮影)は含む?
  • SEO・計測(GA4等)は含む?
  • テスト/公開作業は含む?
  • 保守・運用の範囲は?

よくある質問:安い見積もりは危険ですか?

危険とは限りません。ただ、安い理由が明確であるべきです。

  • ページ数が少ない
  • デザインテンプレが少ない
  • コンテンツは依頼側が用意する
  • 設計工程が薄い(←これは注意)

特に最後の「設計が薄い」は、後から追加費用や手戻りが増える原因になりやすいです。

見積もりの“比較できる形”に整理します

株式会社トライムでは、相見積もりが比較できず悩んでいる方向けに、
見積もり項目の整理・範囲の見える化を支援しています。

  • 各社見積もりの差分(範囲・品質基準)の整理
  • 削れる箇所/削ると危険な箇所の判断
  • 改修で足りるか/リニューアルが必要かの整理
  • 必要に応じて、Web制作・マーケ・DXまで一気通貫で対応

お問い合わせフォームから「見積もり相談」とお知らせください。
“この金額って妥当?”だけでもOKです。

まとめ

Web制作の見積もりは、金額だけでなく「範囲」と「品質基準」を読み解くと納得できます。
費用が上がるのは、設計・コンテンツ・機能・SEO移行など、成果とリスクに関わる部分。
逆に、ページ数やテンプレ数、機能の段階導入などは、目的次第で賢く削れます。

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