プラネタリウムで皆既日食を体験!メガスター「星のある風景」〜大平貴之さん生解説〜

「星のある風景」3作品

週末、市川の現代産業科学館にプラネタリウム「星のある風景」3作品を観に行って来ました。
(上の画像は残念ながらイメージで、メガスターの星空ではありませんが…)

メガスターの製作者、大平貴之さんの生解説を聴くことが出来てとても楽しかったです。

上映開始直前、大平さんが「皆さん、合図するまで目をつぶっていてください」と言われました。
しばらく経って大平さんの合図で目を開けるとそこには一面の星空がありました。

暗転していく開場を見てしまうよりも、ずっと感動がありました。
作り手こそが知っている楽しみ方のコツですね。

生解説では織姫と彦星の間に白鳥に化けたゼウス(デネブ)が割り込んでくる、
という「夏の大三角関係説」を提唱して会場から笑いを誘っていました。

MEGASTARの生みの親 大平貴之

メガスターの生みの親、大平貴之さんは1991年、大学在学中に個人で初めて
レンズ投影式のプラネタリウム「アストロライナー」を製作され、
その後もプラネタリウムに様々な革新を起こしています。

MEGASTAR 発表

1998年に発表されたメガスターは当時3万個が
限度だったプラネタリウムの常識を大きく覆す170万個の星々を再現しました。
これを個人の趣味で作ったというのは驚異的です。

2004年には恒星数560万個の「MEGASTAR-II cosmos」が
ギネスワールドレコーズに認定されています。

2008年、MEGASTARはさらに改良を重ね投影星数2200万個に達しています。
さらに2015年、古巣であるソニーと10億個以上の星を投影可能な
超精密恒星原板「GIGAMASK(仮称)」を開発。

デジタルとの融合 12K MEGASTAR-FUSION

2012年、それまでメガスターの特徴であった光学式投影で
100万個以上の星々を再現するという強みを敢えて抑えて光学式による投影星数はわずか62個。
その他すべての星をプロジェクターによるデジタル映像で再現する
12K MEGASTAR-FUSIONを発表します。

12Kで映し出される星空はそれまでプラネタリウムには不可能であると言われていた、
星と風景との共演を可能にしました。

飛行機のコックピットから見る星空、
山中を走る列車の車窓から見る星空は鳥肌が立つほどです。

上記はMEGASTAR-FUSIONの紹介動画ですが、
その革新性はプラネタリウム業界の関係者にも衝撃を持って迎えられました。

個性的なキャラクター

自ら「プラネタリウム業界の狂犬」と称する大平さんは個性的なキャラクラーでも知られています。ご本人のTwitterで発言される内容はときに物議を醸します。

そのツイートは時に炎上することもありますが、
大平さんは人を楽しませるサービス精神の塊なのだと思います。

現代産業科学館のプラネタリウム

現代産業科学館では毎年夏にメガスターの上映を行っています。
同館のプラネタリウムは会場を含め毎年新たに設置されるため、
その都度最新のメガスターが見ることができます。


今年は皆既日食が世界初の方式で完全再現されました。
日食グラスを使って見る皆既日食はまるで本物のようでした。

大平貴之さんご本人の楽しい生解説も必聴ですし、
解説の後にはサインや写真撮影にも快く応じてくださいます。

残念ながら今年の上映期間は終わってしまいましたが、
きっと来年もチャンスがあるはずです。

今すぐメガスターを観たいなら

下記はメガスターを常設している施設です。
今すぐメガスターを観たいならこちらで体験することができます。

かわさき宙と緑の科学館 サイエンスプリン (川崎市青少年科学館)
RAKU SPA鶴見(極楽湯)
日本科学未来館
SL銀河(JR東日本)
山梨県立科学館
日立シビックセンター
もいわ山展望台 / 「スターホール」&レストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」
伊丹市立こども文化科学館
道の駅・富士川楽座
PHEV_World(三菱自動車岡崎製作所)

お近くの施設がありましたら、メガスターを体験しに出かけてみてください。

Writer

ko

KO

誕生日に会社のみんなから『世界文学全集』をプレゼントしてもらった読書好きフロントエンド・エンジニアです。WordPressとMovableTypeが得意ですが、本当の特技は薪割りです。

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