仕事で悩んでいる人へ〜大手広告代理店の事件について〜

ブラック企業について

大手広告会社の事件

最近、大手広告代理店の女性社員が自殺された事件が話題になっていますね。
本当に痛ましく、ご本人のお気持ちは察するに余りあります。

しかし、この事件についてはwebの世界でも他人事ではありません。
納期に追われ帰宅ができないまま、朝まで働き続けるなんていう話もよく伺います。

休日出社や、そもそも祝日のお休みがないという会社もあるみたいですね。

トライムでも繁忙期には、帰りが遅くなってしまう事がありますが、
それでも帰宅ができないということはありません。
やむなく遅くなってしまった場合、時間に余裕があれば、
翌日の出勤を遅くすることもできます。

また、最近はそういった日を出来るだけ少なくするための改善も進めています。
この夏から入社した人たちには、特別な事がない限り定時で帰ってもらっています。

いま現在、仕事で悩んでいる方がいらっしゃれば、
こんなダメな人物もいるということで、お気持ちをバッタのショウベン程度でも
軽くすることができないかなと、恥を忍んで、
自分のダメダメな過去の失敗を振り返って見ようと思いました。

なお現在、トライムに入ってからは、毎日楽しく仕事ができていて、
朝、出社が嫌だと思うことはなくなりました。

寝起きが悪いので、寝ていたいがために、
「行きたくないなぁ」と思うことは多々ありますが。。

一度トラウマが出来てからでは克服するのは大変

世の中にはより辛い思いをしている方もいらっしゃることと思います。
でも自分自身にとっては、とても追い込まれた日々でした。

長い文章ですから、まず最初に結論を申し上げておきますと、
逃げるのは悪くないし、その後の未来に影響するのはむしろ、
耐え続けた場合ではないか、ということです。

人の精神というのは一度、トラウマができてしまうと、
ほんの少しでもそのことに関連する事柄を見ただけで、
それを過剰に大きな信号にして脳に伝えるもののようです。

必ずしもA=Bではないかもしれないにも関わらず、
Aを見た瞬間にBへの恐怖を感じるようになってしまうのです。

ということは我慢した分だけ、その後も恐怖が付きまとってくるということです。
ですから、そうなる前に逃げることのほうが未来には良い結果を及ぼすかもしれません。

上京、初めての仕事は恐怖で失敗続き

怖い上司

故郷の福島から東京に出てきたのは22歳だったと思います。
特に東京への憧れがあったわけではありません。
親しい友人と遊べるから、程度の理由でした。

初めて入った会社では書類整理のような事をしていました。
上司が怖くて、いつも緊張していました。
自分の未熟さもあったと思いますが、恐怖のためにミスが増えて怒られてばかりでした。

それまでアルバイトは沢山の経験があり、自分でいうのもなんですが、
結構役に立つ働きぶりでご好評いただいていたと思います。
他の方々より時給を上げて貰ったりしていましたから。

それでも当時はアルバイトときちんと働くこととの間には差がり、
今までは、あまやかされていたのだと思いました。

今はアルバイトでも正社員でも、責任を持って働くことに違いはないと思えるのですが。

トイレで号泣

結局、その仕事は長く続きませんでした。
ある日上司に呼び出され「もう一度自分の事をよく考えろ」と厳しい一言をいただきました。
事実上のクビ宣告でした。

帰りの駅でトイレに籠り、号泣したのを覚えています。
六本木駅のホームのトイレでした。今でも六本木へ行くと心がチクッとします。

好きこそものの上手なれ、と言いますが、
その逆に恐怖を感じながらでは人間はパフォーマンスを出せないのだと思います。

酸素ボンベを付けずに水深100メートル近くまで素潜りする、
フリーダイビングという競技があります。

プロのフリーダイバーである篠宮龍三さんが印象的なことを仰っていました。
水深100メートルにこれから潜るというときは、いつもの日常を過ごしている気持ちで潜って行くというのです。

フリーダイビングでは、水中で意識を失うブラックアウトという現象があります。
脳への酸素が足りなくなることで意識を失うのだそうですが、
ブラックアウトを一度経験すると、常に再発の恐怖との戦いになります。
これもトラウマと言えるかもしれませんが、篠宮さんはブラックアウトの恐怖の克服のために、
そんな境地に到達されたのでしょうね。

人はリラックスしている時が一番パフォーマンスが出せるんだと思います。

Writer

ko

KO

誕生日に会社のみんなから『世界文学全集』をプレゼントしてもらった読書好きフロントエンド・エンジニアです。WordPressとMovableTypeが得意ですが、本当の特技は薪割りです。

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